園内マップ

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賑わいと交流のエリア

交流の中心となる空間でありシンボル公園の中核を担うエリアで、数多くのイベントを実施する大芝生広場を中心に紫川と一体となった賑わいを演出します。

心と体の安らぎエリア

市民に憩いと安らぎを提供するエリアです。公園南側の文化交流施設へ人の流れを演出します。

情報・文化の拠点エリア

小倉城や小倉城庭園などがある歴史的ひろがりのゾーンに接し、中央図書館や松本清張記念館など郷土の文化を象徴するエリアです。令和4年(2022年)には平和のまちミュージアムが開館。

子どもの広場エリア

子どもが安全に遊べる空間を都心部に提供するエリアです。子どもの遊び場にはタコ遊具をはじめライオンやシマウマ、ゾウなどさまざまな生き物の形の遊具が設置されています。草スキーも可能!

1.小倉城

小倉城の歴史は、永禄12年(1569年)に中国地方の毛利氏が現在の地に城を築いたことから始まります。
その後、関ヶ原の戦いの論功行賞で入国した細川忠興が慶長7年(1602年)から約7年をかけて築城。このときに天守閣が建てられました。
寛永9年(1632年)には譜代大名の小笠原忠真(ただざね)が入城。以降は幕末まで小笠原氏の居城となります。

細川忠興の造った小倉城の天守閣は最上階が下階より広くなっており「唐造り(からづくり)」と呼ばれます。5階が4階よりも大きくなっており、築城当時は全国で唯一の珍しいものでした。また、小倉城は城や城下町一帯の外周を堀や石垣で囲い込んだ「総構え」と呼ばれる構造で、周囲の長さは現在の砂津~中津口~香春口~豊後橋~金田~竪町を結ぶ約8キロメートルです。

現在の天守閣は昭和34年(1959年)に再建されたものです。昔の天守閣は天保8年(1837年)に火災で焼失しました。

2.馬頭観音

馬頭観音とは馬の守護神として知られる仏様です。八坂神社の鳥居をくぐり、すぐ右手にあります。馬が移動や荷運びの手段として使われていた時代に、亡くなった馬への供養と結びついて信仰されるようになりました。

3.小倉城庭園

江戸時代の大名庭園と武家書院を再現し、茶室や展示棟を備えた複合施設です。開館は平成10年(1998年)。庭園ゾーンにある池泉回遊式庭園は、第5代藩主・小笠原忠苗(ただみつ)の時代につくられたものを再現しました。 かつては小倉藩初代藩主・細川忠興らを支えた松井家、その後小倉城に入城した小笠原氏に仕えた宮本伊織らの屋敷がありました。 小笠原忠苗の時代に和歌や茶道などを楽しむ下屋敷が完成。天守の下にあったことが理由で「御下屋敷(おしたやしき)」と呼ばれていました。

4.松本清張記念館

写真提供 北九州市立松本清張記念館
北九州市出身の作家・松本清張の偉大な業績を称え、後世に語り継ぐことを目的としたのが「松本清張記念館」です。1階は「松本清張の世界」として、展示品やグラフィックパネルで清張文学のすべてを分かりやすく紹介しています。また、1階と2階で清張がかつて過ごしたという書斎・書庫・応接室を再現。地階には企画展などが行われる企画展示室・映像ホールのほか清張の著作などが自由に閲覧できる読書室、オリジナルグッズを販売しているミュージアムショップがあります。清張の七回忌にあたる平成10年(1998年)に開館。

5.紫川親水広場

令和3年(2021年)7月にリニューアルされ、紫川の新たなシンボルとして生まれ変わりました。広場の面積を1.5倍に拡張し、親水池には湧き水をイメージした噴水を設置。約5メートルにわたる人工の滝も新設されました。昼は噴水ショーを楽しむことができ、夜間は8色の照明でライトアップされます。

6.中央図書館

中央図書館は昭和50年(1975年)4月に開館しました。特徴的な外観はプリツカー賞などを受賞した建築家・磯崎新氏のデザインによるもので、小倉城と並ぶ勝山公園のシンボルとして市民に親しまれています。子ども図書館も併設されており、休日には親子連れの姿も見られます。映画の撮影にも使われており、2012年には映画「図書館戦争」の撮影が行われました。

7.文学館

北九州市ゆかりの文学者の顕彰と次世代への継承を目的に平成18年(2006年)11月に開館しました。収蔵資料はおよそ12万点、うち、およそ300点を常時展示しています。文豪・森鴎外をはじめ、杉田久女や火野葦平など北九州を代表する文学者に関する資料の展示や、平野啓一郎さんやリリー・フランキーさんなど現在活躍中の現代作家の紹介を行っています。令和2年(2020年)

8.大芝生広場

2003年に閉館した小倉市民会館の跡地に整備されたのが、広さ約9,000平方メートルの大芝生広場です。散歩や運動など多くの市民に利用されており、家族連れの姿も目立ちます。週末には広さを生かした大規模イベントが開催されるなど、北九州のにぎわいの拠点として幅広く活用されています。

9.子どもの遊び場

ライオンやシマウマ、ゾウなどさまざまな生き物の形の遊具が設置されています。草スキーをできるスペースもあり、一日中いても飽きません。駐車場(有料)や車いす対応トイレ、オストメイト対応トイレ、ベビーベッド完備。幼児用トイレも用意されています。

10.タコ遊具

子どもの遊び場には大タコのすべり台も設置されています。北九州市に存在する11基のタコ遊具のうちの1基です。砂場を海に見立て、カラフルな消波ブロックがいくつも置かれています。

11.長崎の鐘

戦前、勝山公園には軍需品を開発・製造する兵器工廠(施設)が置かれていたことから、昭和20年(1945年)のアメリカ軍による原爆投下の候補地には小倉が含まれていました。同年8月9日、原爆は第1目標の小倉市(当時)ではなく長崎市に投下されました。戦後この事実が明らかにされたことから、北九州市民は被爆者の霊を慰め平和を祈るために慰霊碑を建立。並んで建っているのが昭和51年に長崎市より贈呈された「長崎の鐘」です。毎年8月9日の長崎原爆の日には、市民による慰霊祭が行われています。

12.グリーンエコハウス

大芝生広場の南側にある建物が、勝山公園管理事務所があるグリーンエコハウスです。グリーンエコハウス内では公園管理業務だけでなく、さまざまなイベントもおこなっています。

13.弓道場

勝山公園南側の「子どもの遊び場」向かいにある弓道場です。高校の部活動などやサークル活動などに利用されていますが、一般の方もお使いいただけます。ロッカー、専用駐車場完備。耳や言葉の不自由な方には筆談にて対応しています。

14.健康遊具広場

健康遊具とは、体を鍛えたり、気軽にストレッチをしたりなど、日常生活での健康づくりを目的とした大人用の遊具のことで、介護予防遊具とも呼ばれることもあります。 勝山公園にも健康遊具を設置しており、散歩の途中などにも気軽にご利用いただけます。

15.THE STEEL HOUSE 北九州ソレイユホール

前身は昭和59年(1984年)4月に建設された九州厚生年金会館。令和2年(2020年)よりホテル・結婚式場が「THE STEEL HOUSE」に、多目的ホール部分は「THE STEEL HOUSE 北九州ソレイユホール」となりました。開館時に「音楽を愛する文化を育てよう」と設置されたパイプオルガンは平成22年(2010年)に大がかりな修理が施されました。

16.水環境館

紫川の自然や環境について、楽しく遊びながら学べる施設が「水環境館」です。紫川の水生生物を水槽で展示している「まなびエリア」、紫川の歴史や北九州市の治水事業のあゆみを知ることができる「つながりエリア」、そして紫川の中を見ることができる河川観覧窓が設置されている「くつろぎエリア」の3つのエリアに分かれています。3月~11月にはカヌー体験を実施しています。

17.八坂神社

八坂神社は9世紀より祀られていたとされ、元和3年(1617年)に小倉藩初代藩主・細川忠興が鋳物師町に移しました。 忠興は、南殿には愛宕山の祇園社を遷宮、そして三本松(現旦過市場周辺)の祇園社を北殿とし、一つの大きな神社を造りました。本殿は一つに見えますが、中には二つの祇園様が祀られています。二つの祇園様を一緒に祀っている神社は全国的にも珍しいものとされています。現在の地に八坂神社が置かれたのは、昭和9年(1934年)のことです。また、室町時代に造られたとされる八坂神社の石鳥居は福岡県の指定文化財に指定されています。

18.北九州市役所

公園の中央に位置する北九州市役所は1972年に竣工されました。本庁舎は地上15階、地下3階。屋上の無料展望室は平日の8:30から17:00の間はどなたでもご利用いただけます。

19.水上ステージ

平成18年(2006年)に大芝生広場と同時に整備されたのが、紫川沿いの水上ステージです。音楽やダンスなどさまざまなイベントに活用されています。

20.小倉北区役所

小倉北区の各種届出や手続きに関する窓口サービスの提供、ならびに小倉北区のまちづくりの拠点として市民のくらしを支えています。

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